北の国カラー全道版 北海道日記

北海道の寒さに弱く、本州の暑さは異次元すぎて無理な道民『どんさんパパ』の旅、食、温泉。

北海道の秘湯を行く 潮香荘(盃温泉)

 

 

厳冬、荒海日本海の温泉宿

 今年の1月、新年会名目で気の合う友人と行った海の宿が素晴らしかったのでご紹介します。

 

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場所は滝も凍る極寒の、北海道積丹半島・西側にある盃(さかずき)温泉郷「潮香荘」という秘湯宿。

 

 

全室が〝オーシャンビュー〟

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  明治38年に発見され今に続く盃温泉。
数軒の小さな宿があるだけの温泉郷で、唯一海に面した宿であり、かつ一番の古株が潮香荘だ。

 

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冬の日本海
演歌の世界みたいな風景が窓の外に拡がる。
北島先生~1曲お願いいたします!

 

 

 

露天風呂もオーシャンビュー 

この宿に決めた理由は露天風呂。
この日本海を一望の湯あみを、しかも氷点下で(笑)

 

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露天風呂からの眺め。

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熱くなくぬるくない、絶妙湯温が長湯に合っている。
波の音。
ゴォッ!と吹き抜ける海風。
風が湯船に起こすさざ波。
外気は冷たいが、湯に浸かっている限りは護られている。
冬の露天は格別なり。

 

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泉質はカルシウム-硫酸塩泉。
露天の他、10人は入れる大きな内湯とサウナ、水風呂。
地元の人も日帰りで訪れている。

 

 

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とりあえず湯上がりの乾杯!(アテが貧しい……)
この一杯の為に生きてるな🤔

 

 

自慢の海鮮料理

 

潮香荘の目の前が盃漁港。
ここで水揚げされる海の幸が、夕食にあがる。
素朴な家庭料理だが旨かった。
ちなみに夕食は部屋出しでゆっくりと。

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古き昭和テイストの温泉宿

 

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ゲームコーナー、お土産コーナー。
年季が入った宿は、古いが手入れが行き届いており、大事に綺麗に維持されている。

 

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陸側に面した窓から覗くと、屋根からの落雪が。

 


翌朝。
窓から朝日が差しこむ。
開けてみたら、窓下にキタキツネの足跡が。

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広間で朝食。
若い人には素朴すぎるだろうが、こうゆう和定食、嬉しい。

 

本日、天気降雪、波高し

 


ひとり旅でも泊まってみたい。
そんな宿でした。

 

盃温泉潮香荘
北海道古宇郡興志内村22

電話 0135-75-2111

 

 

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