北の国カラー全道版 北海道日記

北海道の寒さに弱く、本州の暑さは異次元すぎて無理な道民『どんさんパパ』の旅、食、温泉。

北海道からお手軽に伊豆の離島へ行くには?「大島・新島」

 

北海道から本州の離島旅がしたい場合

 北海道から道外の離島へ旅したい場合、ハードルは高い。

特に人気の沖縄県などは、LCCが普及したにしても「高い航空運賃」「長い休暇取得」「それなりの出費」が必要だ。

 

ただ、北海道とのアクセスによっては、悪天候による欠航さえ無ければ『最短2泊3日』で帰ってこれる島もある。

それはどこか?

 

時短旅行のお勧めなら伊豆諸島の大島と新島

 東京から近い伊豆諸島、とくに大型客船とジェット船で離島観光の『短く・安く』を実現できるのが『大島と新島』です。

 

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同じ航路で式根島神津島にも足を延ばせるが、時短でいくならこの二島だ。

 

 

船便・料金について

 

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大型船だと大島へは、東京(竹芝桟橋)より夜行最短6時間。

新島へは8時間30分だ。

船中泊となりベッド(特二等以上)で寝てるうちに到着する。

 

船は4,922tの客船「さるびあ丸」で大島到着は夜明け頃。

ゴールデンウィークのこの時期は、ちょうど朝陽が海から昇る時間帯。

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大島で客を降ろしたら、次は新島へ向かうが、夜明けの海は見ものだ。

天気良ければ気持ちよい朝陽がデッキを照らすので、早起きをオススメする。

 

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一方、高速船は早い。

いわゆる水中翼で海上を滑るように疾走する。

推進力はスクリューではなく、前から海水を吸い込み、後方へ噴射する「ウォータージェット推進」だ。

 

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高速ジェット船なら所要時間は、大型船の3分の1。

ただ、波が高い日にはかなり揺れたり、波が水中翼にぶつかる衝撃音がする。

船酔いする人は酔いどめが必要かもしれない。

座席は全席椅子である。

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速度は早いから日帰りすら可能だが、ここは島内観光で最低1泊はしたい。

伊豆の下田からも船が出ているが、道民の旅程なら選択は東京発が近いし早い。

 

行きは船中泊の夜行大型船、そして島ついたら丸1日観光したり泳いだり、温泉も3カ所ある。

そして翌日、高速ジェット船で東京へ帰ります。

 

船賃はこの場合、往復で15,040円(消費税8%含む)

*ネット予約料金 *行きの大型船は特二等利用

 

朝10時半頃に新島出航の高速船なら、東京竹芝桟橋到着が13時頃となる。

昼をゆっくり都内で食べて、多少遊んでから成田空港へ移動しても、新千歳行き飛行機には困らない。

 

船を運航する東海汽船のホームページはこちら

www.tokaikisen.co.jp

 

参考:新千歳空港から東京・竹芝ターミナルへのスケジュール感

発着時間や料金は時期や諸事情により変動しますので、あくまで目安としてご参考願います。

 

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一例として下記のような旅程となる。

 

新千歳空港:バニラエア 朝8:18離陸

成田空港 :      朝9:53到着

 

⇒成田空港第三ターミナルから徒歩かシャトルバスで移動(所要約10分~20分)

⇒成田空港第二ビル駅から鉄道(私鉄・JR両方利用可能)東京駅か日暮里駅のいずれかで下車し、どちらにしろJR山手線に乗り換える。

船が出る桟橋に最寄りの駅が山手線浜松町駅だからです。

 

成田空港第二ビル駅から移動お勧めは京成スカイライナー。

座席指定の特急料金を含む2,465円で、乗り換え無しで日暮里駅に着く。

僅か36分で到着だ。

ちなみにJRでは特急成田エクスプレスが東京駅まで乗り換え無しで1時間9分。

料金はちょっとお高い特急料金含む3,217円。

 

この違いは、竹芝桟橋最寄りの駅であるJR山手線浜松駅に

日暮里からは9駅目(乗車時間19分・165円)、東京駅からは4駅目(乗車時間4~6分・154円)かの違いだけです。

 

実際、大型船が出るのは夜行のみで、出航は夜11時だから大差ない。

時間まで山手線沿線で遊ぶ時間がたっぷりある訳だ。

自由に過ごしてフェリーの出航手続き時間(乗船30分前)に間に合えばよいのであって、都内で遊ばず桟橋直行する方なら、新千歳を18:30に離陸する飛行機でも余裕で間に合う。

但し、浜松町駅から旅客船ターミナルまでは荷物を持って徒歩10分弱なので、時間を余計にロスをしたくない方は、空港で手荷物は預けずに機内持ち込みを推奨します。

 (持ち込める荷物の重量やサイズは規制《おおよそ7kg》がありますので、利用する各航空会社のHPなどで事前確認してください)

 

新島の魅力につきましては、別の記事でご紹介したいと思います。

それでは、いってらっしゃい!

 

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